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乳腺内分泌外科外来

我が国では現在のところ女性のうち9人に1人が乳癌になると言われています。「身内に乳癌がいないから自分はならない」と思っておられる方も多いですが、実は乳癌の患者さん全体に占める遺伝性乳癌(BRCA1またはBRCA2遺伝子に異常がある)は5〜10%、家族性乳癌(身内に乳癌が多い)は2%程度と報告されています。つまり、90%以上は身内の乳癌傾向がない方が乳癌にかかっているのです。乳癌は予防はできませんが、早期発見・早期治療を行えば十分に完治する可能性が高い病気です。良性疾患でも悪性に移行するものもあります。検診を含め適宜受診し、早期発見に努めて、適切に診療することが大切です。

当科の特徴
 乳腺疾患、内分泌疾患について診療する外科で、以下のような疾患に対応しています。飯田橋にある日本歯科大学附属病院乳腺内分泌外科と連携し、診断・手術・内分泌療法・化学療法・放射線療法を行なっております。


 ―乳腺疾患―
 乳腺の良性・悪性腫瘍、乳頭異常分泌症、乳腺炎など。
 ―甲状腺疾患―
 甲状腺の良性・悪性腫瘍、バセドウ病、橋本病など。
 ―副甲状腺疾患―
 原発性副甲状腺機能亢進症、二次性副甲状腺腫瘍亢進症(透析患者さんを含む)など。
 ―体表疾患―
 体表の良性・悪性腫瘍。一部の皮膚科疾患。
 ―癌化学療法―
 乳癌などの化学療法、内分泌(ホルモン)療法、分子標的治療など。

 当科では外科専門医・指導医、乳腺専門医・指導医、内分泌外科専門医・指導医、マンモグラフィ 読影医(A以上)の資格を持つ医師を配置し、適切な診断・治療にあたっています。

乳腺・甲状腺疾患は自分で見たり触ったりして気づくこともよくあります。下記のような症状・項目に当てはまる方はご相談ください。
・乳房の皮膚に変化(赤みがある、へこみがある、ひきつれている)がある。
・胸や脇の下に異常(しこり、しこりかわからないがなんとなく気になる、硬い、痛い、張り感がある)を感じる。
・乳頭から赤色や褐色の分泌液が出る。
・乳頭がただれてなかなか治らない。
・他施設の検診や自治体の検診で要精密検査となった。

診療は、毎週月曜日、第1.3.4火曜日、第2土曜日の、いずれも午後です。
予約等は042-316-6211にて毎日9時〜17時まで受け付けております。