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ホーム  > 重要なお知らせ  > 平成30年度 第2回日本歯科大学附属病院医療連携学術講演会のご案内

平成30年度 第2回日本歯科大学附属病院医療連携学術講演会のご案内

いつも日本歯科大学附属病院の医療連携にご協力いただきまして、ありがとうございます。過日開催されました第1回学術講演会では350名以上の応募があり、盛大に開催されました。今回は「治療後の良好な維持・安定を考える」をテーマに2名の著名な講師をお招きして講演しますので、是非ご参加ください。なお、今回より附属病院のホームページからのオンライン登録となりますので、お間違えの無いようご注意ください。

※オンライン登録は、このページの下端から行なえます。

日 時:平成30年11月18日(日曜日) 午前10〜12時 終了予定 

場 所:日本歯科大学附属病院 8階 牛込ホール

テーマ:治療後の良好な維持・安定を考える

定 員:130名 
【講演1】長期的な維持安定を考慮した歯周治療とインプラント治療

医療法人社団 幸誠会 たぼ歯科医院
多保 学


近年様々な文献により一般的な慢性歯周炎に関してはその治療法がほぼ確立されてきた.歯周疾患で失った欠損補綴に対してはインプラント治療が普及し,患者のQOLが向上する一方,インプラント周囲炎の発症率は増加傾向にある.インプラント患者の約80%がインプラント周囲粘膜炎を示し,10年経過報告では5人に1人がインプラント周囲炎に罹患しているとの報告もある.インプラント周囲炎は天然歯における歯周病との関連が深く,インプラントを長期的に安定した状態で維持していくためには天然歯を含めたトータルな口腔ケアが重要なポイントとなる.
そのため,歯周治療,インプラント治療を行う際には,再度歯周炎やインプラント周囲炎を発症しないための予防的な診断,治療計画が特に重要になる.
本講演では,歯周炎,インプラント周囲炎のリスクファクターを再考し,長期的な維持安定のために必要な事項を文献と症例をまじえお話していく.

略歴
2004年 日本歯科大学 生命歯学部 卒業
2004-2005年 日本歯科大学附属病院 臨床研修医
2006-2009年 日本歯科大学附属病院 総合診療科 歯周治療チーム勤務
2010-2012年 米国ロマリンダ大学インプラント科留学
2015年- さいたま市 たぼ歯科医院開業
2017年- さいたま市 医療法人社団 幸誠会 理事長就任

日本歯周病学会 歯周病専門医・指導医
日本臨床歯周病学会 認定医
日本口腔外科学会 認定医
日本有病者歯科医療学会 認定医・指導医
AAID associate fellow
【講演2】見直そう!メインテナンスの重要性
−インプラント治療と歯周治療の後—

日本歯科大学生命歯学部歯周病学講座
准教授 関野 愉

インプラントの主な生物学的な合併症に、細菌性プラーク(バイオフィルム)に起因するインプラント周囲組織の病変がある。これらにはインプラント周囲粘膜炎とインプラント周囲炎があり、インプラント周囲粘膜炎の特徴は、インプラント周囲軟組織の視覚的な炎症の徴候、プロービング時の出血または排膿、プロービングデプスの増加及び初期の治癒後の骨の喪失が伴わないことである。インプラント周囲炎は、軟組織の炎症の徴候、BoPに加え、初期の治癒後の骨喪失またはX線写真上での3mm以上の骨吸収と6mm以上のプロービングデプスにより特徴付けられ、加速的な進行が見られ放置するとインプラントが脱落する可能性がある。インプラント周囲粘膜炎は、おそらくインプラント周囲炎の前兆として現れると考えられるので、口腔衛生によりそれを予防することは極めて重要である。また歯周治療においてもメインテナンス移行時の良好な状態を長期的に維持・管理する必要性がある。
今回は、インプラントのメインテナンスのために必要な事項をエビデンスに基づいて考察して行きたい。

略歴
1991年 日本歯科大学新潟生命歯学部卒業
1996年 奥羽大学歯学部歯周病学大学院修了、博士号取得
1999年 スウェーデン、イェテボリ大学歯周病学講座留学
2003年 アメリカ、フォーサイス歯科研究所留学
2005年 イェテボリ大学大学院修了、博士号取得
2006年 東北大学歯学部予防歯科大学院研究生
2007年 日本歯周病学会指導医取得
2011年 日本歯科大学生命歯学部歯周病学講座 准教授
2013年 日本顎咬合学会指導医取得